11月25日(日) 阿南のアオリイカ釣り

アオリ強化月間 第九弾。


金曜日・土曜日と北風が吹き荒れたものの

日曜日は久しぶりの凪予報。

特に予定もなかったので,得意の前日飛び込み予約で

伊島周辺でのアオリ釣りに。


大船頭さんの 清和丸Z。

清和丸Uの次が 清和丸V

その次なので 清和丸W ではなく 清和丸Z。

なぜZなのかは 船頭さんに聞いてみてね。



7時 出船。

日和佐方面と比べて 数は出ないが 平均サイズがいいのが

この海域の魅力。


今日はエサ釣り師 私を含め3人

ティップランの方 1人。


蒲生田岬と伊島の間の海域から釣り開始。



この海域は瀬戸内の潮と太平洋の黒潮が混じり合うところ。

潮止まりから引き潮に変わる時間帯のようだ。


昨日一昨日と吹き荒れた北風が残り

白波がチョロチョロ見えているが

この時期 この程度の波は べた凪の部類。



2流し目

竿先に じわっとした感触が伝わり 即合わせ。



キロに少し足らないサイズだが

最初の1杯にしては十分な大きさ。


となりのティップランの方もサクサクとアオリをキャッチしている。

朝の時合いのようなので 釣り負けないようにしなければ。


アジを抱いた瞬間の即合わせで 1杯目。

続けて アジに噛みあとがないのを確認して そのまま再投入 即ヒット。



「一石二鳥」 ならぬ「一アジ二アオリ」


日和佐方面のアオリの食いが良くないのか

源洋丸・八千代丸ともども こちらまでやってきた。



先週 好調だったポイントも潮の流れが悪いのかダメだったみたい。


こちらは0.8〜1ノットほどの適度な潮流れがあり

アオリの活性もまずまず高そう。


爆釣とはいかないまでも ポンポンと釣れ続き



釣り開始2時間 キロ前後の型揃いで5杯目。


ティップランの方も次々と釣り上げている。

水深が40〜50mあり

ラインが斜めになるようなドテラ流しではなく

エサ釣り用にラインが立つように船を流しているので

ティップランには厳しいかと思っていたが

なんのなんの エサ釣りを上回るハイペースで釣り上げている。


数ならエギでも 型ならエサ釣りのものだろうと思っていたら

1.5kg級の大物まで キャッチされていた。

恐るべし ティップラン。


11時までに 当初の予定を上回る10杯。



このペースなら20杯も夢じゃない?


しかし ここから次の1杯が 限りなく遠かった。

伊島の北側から東側を巡るも 生体反応なし。


島を一周して 戻ってきた。


昼過ぎから 満ち潮が流れ出すと

キロアップばかり良型が釣れるポイントがあるそうだが

14時になっても 満ち潮は流れてこない。


潮待ちの船が多数スタンバイしているが,

頼みの潮が来てくれないことには お手上げ状態。


エサ釣りでは まったく触りに来ない潮待ちの時間帯でも

ティップランには反応してくるようで,ポツポツとヒットさせている。


風は止み 海は池状態。



潮は完全に止まってしまっている。


今日は中潮初日。

潮位差は少なく 速い潮は期待できないが

少しくらいは動いてくれてもよさそうなものなのだが…


いつまでたっても流れない潮にしびれをきらして

集まっていた船も散り散りになっていった。



このまま終了か?

沖上がりの16時頃になって

ようやくじわっと満ち潮が効いてきたみたい。


一流しごとに当たってくるようになったが 合わせ損ねたり

タチウオに連続して仕掛けを切られたりして 数を伸ばせず。



何とかそこそこのサイズを追加したところで

16:30 終了。



朝の引き潮は調子良かったが

午後からの満ち潮は期待はずれに終わってしまった。


4人で44杯。

手前が私の釣果。

奥の右がティップランの方。19杯。

奥の左がミヨシの方々 6杯ずつ。



この時期にしては 週に1回あるかないかの最高のべた凪であった。

底引きの船がすぐ横を引いていったり

網を入れたり 漁師の船や遊漁船が多数やってきたりと

久々の好天にアオリ狙いのライバル多数であった。

北風が吹くと やれないポイントだけに

毎日船や網が入れないのが アオリを根絶やしにしない要因になっているようだ。


平均サイズはよかったものの 予定通りの潮が流れたら

もっと良型が掛かるはず?だったみたい。

コンディションのいい日に できればまたチャレンジしてみたいものだ。



本日の釣果 アオリイカ 胴長 〜31cm 13杯